✅はじめに|通信株は“現代の生活インフラ”
高配当株を探しているときに、まずチェックしておきたいのが「情報セクター」。
特に、NTT・KDDI・ソフトバンクの3社は生活インフラとしての安定性+高い配当利回りが魅力です。
- スマホやインターネットは、もはや生活必需品
- 通信インフラは一度整えれば強固で、参入障壁が高い
- 安定した収益モデルがあるため、長期投資に向いている
✅ 通信株は“守りの高配当株”として初心者にもおすすめのセクターです。
📊3社の基本比較|まずはざっくりチェック!
銘柄 | 配当利回り(予想) | 配当性向 | PER | ROE | 優待の有無 |
---|---|---|---|---|---|
NTT(9432) | 約2.5% | 約40〜45% | 約11倍 | 約11% | なし |
KDDI(9433) | 約3.5% | 約43% | 約13倍 | 約15% | あり(カタログギフト) |
ソフトバンク(9434) | 約4.7% | 約85〜90% | 約10倍 | 約19% | あり(PayPay優待など) |
※データは2025年3月時点の予測ベースです。
※配当指向性 :稼いだ利益のうち「配当に回した割合」
→ 高すぎると減配リスク、低すぎると物足りない。
PER(株価収益率) :「今の株価が利益の何倍か」=割安か割高かの目安
→ 低ければ割安、高すぎると期待先行かも。
ROE(自己資本利益率):株主のお金がどれだけ「効率よく稼げているか」
→ 高いと経営がうまい会社。10%以上なら優良。
📈【グラフで比較】配当利回りの推移(2019〜2024年)
視覚的に見ると、ソフトバンクの配当利回りは圧倒的。一方で、KDDIは安定した増配傾向をキープしており、NTTは安全性を重視した設計です。

🔍各社の特徴と将来性を深掘り!
🔷NTT(9432):世界展開を狙う“インフラの王者”
- 国内最大の通信会社。5Gや光回線でも圧倒的シェア
- NTT法の見直しにより、今後の事業の自由度が増す可能性も
- 海外のデータセンター・クラウド事業にも注力中
🟢 おすすめポイント:安心感・安定性を重視する人にぴったり
🔷KDDI(9433):“通信×金融”の成長モデル
- auブランドで通信を展開。格安プラン「povo」も人気
- 最近は「au PAY」や金融事業で収益の多角化が進行中
- なんと22期連続増配の実績あり!
🟢 おすすめポイント:優待もあり、株主還元を重視。長期保有に◎
🔷ソフトバンク(9434):利回り重視ならここ!
- 高い配当利回り(約4.7%)が魅力。PayPay経済圏との連携で独自性アリ
- 配当性向はやや高め(約85%)だが、安定配当にコミットする姿勢が明確
- 生活者向けのキャンペーンや優待が豊富で、実質利回りが高い
🟢 おすすめポイント:配当でしっかり“キャッシュを回収”したい人向け
📊【グラフで比較】営業利益の推移(2019〜2024年)
KDDIとNTTは営業利益も堅調に成長。ソフトバンクは一時的な伸び悩みもあるが、収益性は高く、高配当を維持しています。


📝どの銘柄を選ぶ?スタイル別おすすめ
投資スタイル | おすすめ銘柄 | 理由 |
---|---|---|
安定・堅実志向 | NTT | 倒産リスクが極めて低く、安心感が強い |
優待も楽しみたい | KDDI | 増配+カタログギフトの組み合わせが人気 |
配当重視 | ソフトバンク | 高利回り+実質利回り(優待)で利回り重視派に◎ |
✅まとめ:通信セクターは“安心とリターンのバランス”で選ぼう
- NTT、KDDI、ソフトバンクはどれも生活に欠かせない企業
- 高配当株投資において、「安定性」「配当性向」「優待」などから選ぶのがコツ
- 自分の投資スタイルに合った通信株を見つけて、長期でじっくり育てていこう!
📌注意事項
本記事は投資を推奨するものではなく、個人の経験とシミュレーションに基づいた内容です。投資判断はご自身の責任でお願いします。
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